上空
2010-03-04
2010年3月4日放送の「空から日本を見てみよう」は、阪神工業地帯を取り上げていた。
神戸製鋼の上空から、鉄の作り方を説明。
北九州市民として、実にうらやましい。
刺激を受けて、企画書を書く。
その名も「空から小倉を見てみよう」。
くもみ: 「あれ、あそこにキラキラしたヘルメットみたいなものがありますよ」
くもじい: 「あれは、北九州メディアドームじゃ。中は主に競輪場として使われておるのじゃ。ここ小倉は競輪発祥の地、他にも小倉競馬場や競艇場もあり、北九州は公営ギャンブルが盛んなのじゃ…」
くもみ: 「あれ、あの電車、ビルのまん中の穴に入っていってますよ」
くもじい: 「あれは、小倉駅じゃ。走っている電車は北九州モノレール。ビルの真ん中に穴が開いているのは、拳銃で土手っ腹に風穴を開けられた様をイメージしておるのじゃ。駅前のピンクの建物は…」
くもみ: 「川に橋がたくさんかかってますね」
くもじい: 「これは、建設省との太いパイプをもとに予算を引き出して作った…」
くもみ: 「あれ、河口の方へ行くと、雨雲が広がって来ましたよ」
くもじい: 「これが、小倉の街を原子爆弾から守った雲じゃ。このあたりは上空から写せないのかのう…」
僕が考えると、実にネガティブすぎる。
「BRUTUS」No.681によると、魅力ある地方都市ランキングで北九州市は35位にランクイン。
ただし、何か関わりたくない力が働いている気がする。