iPad
iPadの発売について、ついにお披露目があった。
久しぶりに、購買意欲をくすぐるワクワクする商品が出た。
最近の考えでは、PCは役割に応じて3種類欲しい。
内訳は次の通り。
- 家電としてのPC(大画面。自宅に据え置き。音楽を聴いたり、VODを見たりする)。
- 文房具としてのPC(個人用。すべての電子データを収納。持ち運びが便利)。
- モバイルデジタルデバイスとしてのPC(携帯用。情報取得、紙の代わり)。
そして今のところ「持っている」と言えるのは、2番目のPCだけ。
iPadは、もしかすると3番目に挙げた役割を果たすデバイスになりうるかも知れない。
これまでは、3番目に対応するのは、携帯電話のお化けみたいなものか、せいぜいiPhoneかなと思っていた。
iPadが使えるものだとしたら、本当に紙の代わりになるかも知れない。
おそらく、普段持ち歩いている、紙の予定帳やメモ帳も手放すことになるだろう。
大きさもいろいろ異論が出ているようだが、僕にとっては、A5サイズに近いのでまさに求めていたサイズである。
電子辞書機能や、ファイル検索機能、フルブラウザ機能があれば、本当に便利である。
表計算ファイルの編集とかできなくてもよく、手書きで書き込めればいい(あとで、文房具用のPCで編集すればいい)。
すべての本の代わりにiPadで電子書籍を読むことはないだろうけど、少なくとも仕事で参照する書類をプリントアウトする代わりに、iPadで見ることが多くなるのではないかと思う。
あるいは、現在はドラフト段階の資料をこまめにプリントアウトし、ペンで修正を加えては、その修正をもとにPCでファイルに反映させるというプロセスで資料を作成しているが、その作業のうち、プリントアウトの作業が置き換わるかも知れない。
つまり、iPadにはプリントアウトをなくすための端末になって欲しい。
たぶんこれから進化を遂げていくだろうから、早く市場に出回って、ユーザーの声をもとに改良が加わって欲しい。
そしてできれば、PCの小型版ではなく、紙が進化したものになって欲しい。
すごく期待してます。