増毛
2009-07-04
カラーリングした髪でオフィスに出勤する女性がいる、というのは、当たり前の時代になった。
ネイルアートで爪を飾った女性をオフィスで見かける、というのも、珍しいことではなくなった。
こういう状況に慣れることがなかなかできない。
きっと高校の時の戒律が多少厳しかったからだろう。
ところで、最近、知人によってもたらされた驚き。
まつげにエクステンションを施してオフィスで仕事をする女性がいるのは、もはや当たり前である、ということ。
まず、「まつげのエクステンション」という概念がよくわからない。
「それって、マスカラとか「つけまつげ」とかのことなのか?」と尋ねると、「自分で付けるんじゃなくて、サロンで1本1本つけるやつ」とのこと。
そんなのが許されるのなら、男性のヘアウィッグも早いところ許してあげてほしい。
実際に勤務先のオフィスを見回してみたが、よくわからない。
でも、ある日突然同僚のまつげが増えて目がぱっちりしていても、過度に騒がないことが賢者の選択なのだろう。
不思議がる僕。
そんな僕の文化的背景をよく理解してくれている知人は「「つけまつげ」といっても、野宮真貴みたいなんじゃないからね」と親切に説明を付け加えてくれた。
それくらい、わかっている。
「「小悪魔ageha」的なアゲ嬢とか、ももえりとか、加藤ミリヤとか、AZU的なやつだろう? ミリヤーってやつだ」と一応返すと、「アズって何?」と返された。
「つけまつげ」の代表例をアップデートしたまではよかったが、少々余計なことを言ってしまった。