曇天の続き

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2009-06-26 Fri.

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2009-06-26

水曜。

「NEWS ZERO」で、特集「長期密着プロジェクト/ありのままの、公立中学。」を放送していた。
特集の中では、北九州市立湯川中学校が取り上げられており、公立中学校の現状をそのまま描いている、というふれこみだった。

取材を受けた湯川中学校は、非常に勇気があると思う。
授業が成立してなかったり、風紀が乱れていたりする状況を全国に放送されることを了承するのは、学校関係者の立場もあることだし、各方面の調整も大変だ。
なかなか立派だし、簡単にはできないことだと思う。

湯川中学校と同じ市内の中学に、もう10数年前に通っていた僕としては、「10数年前から実態はあんな感じだったけどな」という感想を持った。
村尾キャスターと違い、何も違和感なく、番組内容を受け入れてしまった。

ところで、今から15年ほど前、祖父がテレビについてよく言っていたことが2つある。
15年前と言えば、祖父は70代前半であった。

1つは、「今の番組はCMの後に、CM前と同じ内容を放送していて、見ているこちらをバカにしている」。
そしてもう1つは、「昼に放送されたニュースを、同じ原稿、同じ内容で、夕方、および夜に放送している。何度も見ることになる視聴者のことを何も考えていない。バカにしている」。

水曜の「NEWS ZERO」の特集も、新聞のテレビ欄を読む限りは、夕方の情報ワイド番組「リアルタイム」でもほぼ同じ内容を放送しているようである。
「リアルタイム」の方は見ていないので正確には言えないが、たぶん夕方の方は夜のPRだったのかな。
CSのニュース放送局ではよくあることだが、地上波でも番組で特集を使い回すようになったか。

きっと、「日本テレビを1日中見ている人なんて1人もいない、だから同じ内容でも問題ない」という判断なのだろう。

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