非業
2009-04-04
人が死ぬ映画やドラマがあまり好きではない。
正確に言うと、「別に死ぬことはないように思えるのだが、作り手が話を思った方向に強引に展開させたいがため、あるいは作り手の主義主張を通したいがために、登場人物が死んでしまう、そんな風に感じてしまう映画やドラマ」があまり好きではない。
創作であれ、無闇に殺人が繰り広げられるのは、いかがなものか。
その代表作が…、と例を挙げるとまた大変なことになるので、とりあえず「愛という名のもとに」と無難なことを言っておく。
♪だれーもーがー
そういったことを差し引いても、北乃きい主演の映画「幸福な食卓」は楽しんで見ることができた。
言いたいことは伝わってきた。
ただ、周囲を省略しすぎていささかリアリティを感じなかったが、それは映画化が原因しているからなのかもしれない。