曇天の続き

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2009-02-13 Fri.

ジイサンズ11・その2

2009-02-13

8時、起床。
めしを3杯食らう。

近所のおばさんにこれまた20年ぶりに会い、挨拶。
そして、移動。
滞りなく、作業を終了。
携帯電話を持つ祖父の写真が掲げられ、「らくらくフォンの広告か」とゆるいツッコミをする。

いつの間にか、壺を持たされる。
なにやら大役を担ってしまった。

国内では生まれて初めて、左ハンドルの車に乗る。
道路交通法を遵守するため、後部座席に乗り込むもシートベルトを付けさせられ、壺を抱える。
車内、さすがに母親がしんみりと黙っていた。

広い市内を横断し、山奥に到着する。
しばし時間調整と昼食。
こんなところで食べるメシなんてまずいだろう、と落ち込む。
しかし、頼んだかけうどんは意外にうまかった。
ところで、こんなところで何故メニューに肉うどんがあるのだろう。

食後、妹に菓子をたかられる。
さすが、小倉っ子である。

作業を着々とこなし、バスで移動。
盆地に到着。
十数年ぶりに住職に会い、深々と頭を下げる。
広間に掲げている集合写真で「ウォーリーを探せ」をし、首を痛める。

帰りのバスの車窓から、豪邸を発見する。
「今後の墓参りツアーにまた1つ行く場所が加わったな」と父親が独りごちる。

実家に戻り、酒屋から冷えたビールを配達してもらう。
そして、寿司を食いながら、ビールを飲む。

伯父さん曰く、「しかし、あんなまずいうどんは初めて食べた。会場の人は「おいしいですよ」って薦めてくれたんだけど」。
過剰な期待は禁物らしい。

母親曰く、「なんで車内で誰もしゃべらないんだ。静かすぎて頭が痛くなった」。
霊柩車内で饒舌な人なんているだろうか。
気を遣って、損した。

そして、気付いたら、父親と2人で吉田類の物真似をする自分がいた。

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