曇天の続き

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2024-12-31 Tue.

思丈

2024-12-31

2024年も、しっかり終わろうとしている。

本年90回目のドトールである。
コーヒーの値段が280円まで上がった。
近所のラーメンの値段は、記憶している限り600円だったのが、今は850円で、麺の量も少し減った、気がする。
イノベーションによって物の値段が下がることが、ニューエコノミーだと思ってきた。
もう過去の話だ。
KBCラジオ「ナイトクラブとしま~としまの年忘れ~」を聴いて1年が終わる。

2024年の重大ニュースをまとめると、

  • 星野ディスコ、ディナーショー7万円
  • 中丸雄一、結婚
  • 有安杏果、TOEIC875
  • 利根川裕、亡くなる
  • テレ東池谷アナ、奨学金完済
  • JR時刻表、乗り換え掲載ページの案内がなくなる
  • 萩野公介、富田靖子、上村愛子、加護亜依、離婚発覚
  • 村田諒太、不倫報道
  • 吉幾三、議員に物申す
  • 市井紗耶香、1日議員に就任
  • 川本源司郎氏、亡くなる
  • 小倉の河川敷、いろんな物落ちてる
  • アンバランス山本さん、引退
  • おかもとまり、宗教団体設立
  • 小池百合子都知事、剥離骨折で今季絶望
  • 小嶋陽菜、ミリオネア
  • 不穏なワタナベエンタ
  • 菊地麻衣子、活動休止
  • つぶやきシロー、ファミスタで27奪三振で完全試合達成
  • 桜庭ななみ、宮内ひとみに改名

ぐらいだろうか。
個人的な2024年最大のニュースは、セザンヌ化粧品のキャラクターが志田彩良に代わったことで、意味なくコスメ売り場に行って、小芝風花のポスターとともに眺める機会が増えた。
三菱電機のCMに出てくる光石研、石田ひかり、神木隆之介、志田紗良が、理想の家族像である。
内田有紀の持ち直し方に気付き、改めて感嘆した。
ミス日本グランプリの辞退が、一番意味が分からなかった。

仕事は、2024年にやった記憶がある仕事が1つくらいしか思い当たらない。
自分の仕事が何なのか、この数年考察を続けてきたが、ようやく「コンピュータからデータを取り出すこと」だと理解した。
抽出条件をうかがい、プログラムを書き、効率的に実行し、正しい結果をお渡しする、ただそれだけである。
結局、計算量と論理式のことばかり考えている日々で、何の面白味も人情味もない。
だから、端末の前に1秒でも長くいることが重要であり、そう言って多くの用事を断った。
人の仕事をどんどん簡略化し、周囲の人間を無用化した。
特にわかりやすい役職を得てないために、この歳になっても誰もおもねってこない。
わかりやすい偉さがないと猫をかぶってくるやつもいなくて、多くの煩わしいことから解放されている。
そのくせ、困ったときに仕事のショートカットを見つけてしまうので、業務上で無視されることもない。
ごくわずかな責任を果たし、多くの責任を果たすよう、周囲の偉い人たちに迫った。

健康面では、相変わらず首の後ろと、左肩が痛い。
年初に左肘の蜂窩織炎にかかったのだが、それ以来痛みと違和感があるような気がする。
でもそれは誤認知でしかない気もするし、もう何もわからない。
右太ももの側面も痛い。
金がなくて、昼食を抜いていたら、体重が少し減った。
腹部の表面が時々チクチク痛むし、心臓あたりが苦しい時もある。
声が出しにくく、他人の言っていることが耳に入ってこない。
落ち着かないし、気温にかかわらず暑すぎる気もするし、全部加齢のせいだ、ということで片付けてしまいたくなる。

世間や周囲ではいろいろとひどいことがあったのだが、自分の身については、悪いこともなく、というか気づかず、近年まれにみる穏やかな1年だった。
旅行も行ったし、イベントにも行ったし、墓参りにも行った。
業務後の過ごし方、休日の過ごし方が安定してきた。
そして、楽しいことがいよいよなくなってきた。
本を読んでも、映画を見ても、記憶力が落ちているので、十分に楽しむことができなくなった。
眼精疲労がひどくて、ゲームをするのもつらい。
数少ない楽しみであった「飲酒」も、飲んでいる時も楽しくないし、飲んだ後も酒が残ってつらい。
おいしいものを食べても胃もたれするし、そもそもおいしいものが気軽に手に入らない世の中になってきた気がする。
22時に寝て、熟睡の末23時半に目覚め、その先一切眠れないことがある。
体は動かないし、飽きっぽいし、面倒なことが多い。
何をやっても何も残らないような気がして、結局何もしない。
吝嗇な自分に嫌気がさす。

きっと、いろいろなことに始末をつけてしまったのだろう。
多くのことは滞ることなく動いていて、ちょっとずつ手を加えては改良を続けているものの、省力化を進めている。
人や機械に仕事をふりまくった結果、手を動かすことも少ない。
強欲な方々の意見を黙殺しているので、地味な出力しか産まず、システムが機能しなくなることも少ない。
システムのオーナーである以上、それなりの上がりは入ってくる。
「もういらない」と言われれば手を離せばいい、それくらいの仕事を残した事実はもう否定できない。
みんなもそうだけど、いなくてもいないなりに世界は動く。

もちろん、まだ手付かずのこともいくつかあって、何も考えていないことが気がかりではある。
先日も、自分の重大な欠陥、というか特徴に気付かされ、周囲に著しい迷惑をまき散らしていた事実を認識した。
生きづらく感じる要因にもたどり着き、それでも幸運なことに、知見の蓄積を活用していく望みが見えてきた。
いつかはそれらの対処をしなければならず、対処できる自分を用意しておく必要がある。

何が起こるのかわからず不安ではあるのだが、結局何かをするのは自分である。
少しの備えはしているし、鍛錬も続けていく一方で、起きてしまうことは仕方ない。
その時考えることができるだけの能力があればいいのだが、その期待も薄い。
何の役に立つかはわからないが、怠けずに、何らかの鍛錬を続けるよう心がけたい。

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