曇天の続き

Diary > 2022 > 07 > 01 > | Prev < Calendar > Next | RSS 1.0
2022-07-01 Fri.

福祭

2022-07-01

金曜日、ということで、ウエストに行った。

前回ウエストに行ったのは…、僕は過去にウエストに行ったことがあるのだろうか。
少なくとも、ここ35年間は行った記憶がない。

僕は小倉の人間であり、最も行きやすいのは大手町にあるウエスト。
ただ、「行きやすい」といっても、そんなに近くもなく、そっち方面に用事もなかった。
ウエストはファミリーレストランと考えており、ファミレスに行く文化が実家にはない。
CMの影響か、ウエストといえば焼肉で、焼肉ならやすもりに行くという頭が働いていた(やすもりも行ったことがないけど)。
村田英雄先生のCMの世代ではないので、お恥ずかしい。

その大手町にあったウエストも、ずいぶん前に閉店しているようだ。

以前から、ウエストが関東地方に進出していることは知っていた。
たまたまウエストのことを思い出す出来事と、ちょっと遠出する用事が重なり、ウェブサイトで店舗リストを見ていると、用事ついでに寄れるところにウエストがあることを発見し、赴くことにした。

郊外にあるそのウエストは、看板では主に「生そば」を推していた。
店のたたずまいも、なんというか不安を掻き立てるものであり、でもここまで来たからと覚悟を決めて入店。
店内は、13時ごろでも混んでいて、カウンターに誘導される。
注文は、丸天うどんに、ごぼう天と海老天のトッピング。
「丸天はカットしますか」などという親切な質問を店員からされ、「そのままで結構です」と答える。

うまい。
安心のクオリティである。
特に、かぶりついた丸天の味は関東ではお目にかからないものであり、落涙した。
それにしても、丸天に残る歯形はどうしたものかと思う、カットしてもらった方がよかったのか。

資さんうどんの関東進出報道が出て、狂喜乱舞している知人もいたが、経営陣の説明の通り、その後の動きはまだ見られない。
ウェブサイトによると、実家近隣の店舗が閉店しているし、あの到津店も閉店とあるし、もちろん新店もできているのだが、関東に店舗ができるのはまだ先のようだ。

うどんとラーメン、丸天とベビーハム、辛子高菜と白身魚のために実家に戻る、という選択肢を真剣に考える。
捨てるものが大きかったのだが、このところ天秤が釣り合いつつある。

もちろん、戻れば戻ったで、しがらみや面倒ごとが多いし、仕事もない。
ITがあれば、どんな場所でも世界レベルの産業が起こせたはずなのに。
1990年代に行動していれば、十分間に合ったはずだったが、後の祭り、起業祭にわっしょい約90万、戸畑提灯山笠は直前で中止、である。

Link
Diary > 2022 > 07 > 01 > | Prev < Calendar > Next | RSS 1.0