曇天の続き

Diary > 2021 > 01 > 16 > | Prev < Calendar > Next | RSS 1.0
2021-01-16 Sat.

逆転

2021-01-16

ここ数年のモットーは、「起きて、遊んで、働いて、眠る」である。

それ以前は、「働いてから、遊ぶ」であった、と思う。
自分でそう考えたのではなく、周囲からそう思い込まされていた。
やらなければならないことをやって、それでやりたいことをやる、というのが一市民の心得だ、と考え、それを疑ってこなかった。

今は、「娯楽がなければ働けない」という考えに落ち着いている。
要はネタ切れである。
遊びの中で多くの物事に触れ、アイデアを得て、それで何とか仕事をこなせている、という感じだ。
そして、遊ぶために良質な睡眠が必要である。
よく眠るためには、寝る前に体を動かしておく必要がある。
くたくたになるまで働き、成果が出ていれば、よく眠れる。
成果が出るような働きをするにはアイデアが必要で、遊びからアイデアを得ることが必要で…、と循環する。

勤労→睡眠→娯楽→勤労→睡眠→娯楽…という感じか。
行き詰ったら、とりあえず部屋の掃除をして成果を出して、疲れて寝る。

世の中には「遊ぶ金欲しさに」という言葉があるが、遊んだり、いい生活を送ったりしたくて、働くこともあるとは思う。
僕は、ここの部分を逆に考えるようにして、「いい仕事をしたいから、遊んだり余裕のある生活を送ったりしよう」と決めている。
そして、周囲には「いい仕事をさせたいなら、まず余裕をくれ」とお願いしている、誰も聞いてくれないけれど。

取り留めない前置きが長くなってしまった。
実は、この緊急事態宣言で、詳しい事情は言えないが、僕は午後に精一杯働くような体制に放り込まれてしまった。

朝、いつもの時間に起きて、身支度を整えても、なぜか1時間の空き時間ができてしまう。
その時間で、これまで見てこなかった、TVドラマや映画を見る。
その後は、仕事に関連するようなしないようなことについて、調べ物をしたり、考え事をしたりする。
昼食をとると、また1時間弱の空き時間があり、普段の生活では見る時間を取れないコンテンツを消費する。
午後は、午前中に調べたことをインプットにして、限られた時間で集中して全力で働く。
仕事が途中であっても、仕事がノッてきても、決まった時刻に仕事を切り上げる。
もし移動時間があれば、タイムフリーでラジオを聴く。
夕食を取るともう眠いので、風呂に入って眠る。
そして、ドラマが見たいから、朝起きて…。

これは、今の自分にとって実に理想的な生活である。
しばらくこのままでもいいと思うし、成果が出ていればこういう働き方も認められるようになればいいと思う。

Link
Diary > 2021 > 01 > 16 > | Prev < Calendar > Next | RSS 1.0