曇天の続き

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2020-06-18 Thu.

先出

2020-06-18

上白石萌歌?
ああ、あれは鹿児島出身、九州の後輩やね。

…こういう厚顔無恥な言動がまかり通りかねないのが、九州出身者である。
深く反省し、ここで「郷土の先輩」について考察を加えることにする。

僕は福岡県出身である。
福岡県出身の有名人は多い、とされているが、実は県全体を一体として意識することはあまりない。

僕は、福岡県出身というよりも、地元は北九州市です、というほうがしっくりくる。
それゆえ、福岡県出身でも福岡地方、筑後地方の出身者については、少し距離を感じる一方で、県東部出身の有名人のほうにまだ近しさを感じる。

ここまでで、地元の大先輩をただ1人挙げよ、と言われれば、今の僕は迷いなく、高倉健を挙げる。
高倉健は中間市出身であり、北九州市出身ではないが、折尾の高校を卒業している、ということで見逃してください。

北九州市外の出身者であっても、両親の地元である田川市郡の有名人であれば、親しみを覚える。
井上陽水、IKKO、升野英知、小峠英二を輩出したことは、僕にとって誇りである…、いやIKKOはここに入れても入れなくてもいい。
山本作兵衛翁は、別枠で。

ところで、僕は、北九州市出身というよりも、地元は小倉です、というほうが、よりしっくりくる。
実は、八幡の方には、少し距離を感じる。

小倉の大先輩としては、小倉一のハンサム、草刈正雄を挙げたい。
松本清張、松本零士の両巨匠はどうするのか、という逡巡はあるが、ここはポップさを取ることにする。

ここで、いささか面倒な制約を加え、本来の意味に近い「先輩」となると、火野葦平、森田順平、白川方明など、名を挙げるにもいろいろと気を遣う。
それでも、この枠では、何と言っても朝本浩文の名を挙げたい。
「先輩に、朝本浩文さんがいます」という事実は、今後もずっと大切にしていきたい。

以上の考察から、僕の心の中の大先輩は、高倉健、草刈正雄、朝本浩文、カズ山本、そして久保田篤、ということにしておこう。

ところで、冒頭の人名は、別に誰でもいい。
例えば、千代丸でもいい。

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