曇天の続き

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2019-06-26 Wed.

潔癖

2019-06-26

改めて、反社会的勢力から金を受け取ることをしてはいけないのだ、と知った。

財やサービスの提供の交換であってもそれが許されないことであるのは、昨今の状況を見ても明らかだ。
コンビニエンスストアのセルフレジでの商品販売もいけないし、自動販売機で缶コーヒーを提供することもいけない。
それをしたら、企業は注意を怠っていると責められても、今はしかたない。

このサイトはほぼ冗談でできているが、この件については冗談ではない。
酒やたばこは、セルフレジでは売っていないし、自動販売機でも年齢確認が必要である。
これと同様に、レジで「反社会的勢力との関係はありませんか」という質問をして「はい」を入力させればよい。

ましてや、忘年会や誕生会の会場を提供するような施設などあるとは思えないが、あったとしたらそれはもってのほかだ。
たとえ契約時には気付かなくとも、当日に参加者が語る悪事の内容を耳にした時点で、その場は打ち切りにしなければならない。
もちろん、打ち切りにしたのだろう。
そのような立派な行為をした者は自ら名乗り出てほしいものだし、我々はその行為をたたえたい。

そうすると、財やサービスを一切提供されていないであろう反社会的勢力は、違法行為で金を手にしたところで、この現代社会をどのようにして暮らしているのか。
自給自足でもしているのだろうか。
それでも、畑や牧場を所有する必要はあるし、あるいは漁業権の類が必要だ。
土地から税金を徴収されるだろう。
徴収された税金を受け取っていようものなら、非難されるに違いない。

それほどに嫌悪される反社会的勢力が行った違法行為とは、どのようなものなのだろう。
実態を詳しく解明することで、そのような勢力が再びのさばることを防いでいきたいし、少なくとも自分の身は守りたい。
だから、知りたい。
今こそ、知る権利、知りたい欲求にこたえてほしい。
普段から、そんなことどもを口にしているようなので、きっとやってくれるのだろう。

さて、過去に反社会的勢力から金を受け取った自覚のある人たちがいるかもしれない。
その時は反社会的勢力とは気づかずに巻き込まれた人もいるかもしれない。
その事実が世間に露呈すれば社会的に抹殺される、ということが今回わかり、おちおち寝てもいられないだろう。
世間に露呈しなくても、ある日突然目の前に現れ、証拠を突き付けられて、「これからどうしましょうか」と宣告されるかもしれない。
ネタを取引材料にして、反社会的勢力の望む展開になることは避けなければならないし、我々が望むところではない、…たぶん。

そのような場合、毅然な態度で臨むことが、反社会的勢力を駆逐したいと考える、世の中の大半の市民の望みである。
ただ、毅然な態度で臨むことは、人によってはとても難しいことである。
これからに備えて、恐怖におびえる人々の勇気ある行動を支援し、社会から反社会的勢力を根絶やしにすることが課題であり、それをどのように行っていくのか議論する必要がある。
独りの力は弱いが、社会がともに考えていく時間は十分にある。

一般に「金をもらってしまったこと」について、僕は1つのソリューションを知っている。
もし指摘されれば、「すでに返した」と言って、その不適切さを謝ってしまえばよい。
これは、すでに多くの政治家が率先して実施しており、多くの場合ことやみになっている。
もちろん、表ではそうなっているだけで、見えないところでどのような処理をしているかは、知らない。

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