曇天の続き

Diary > 2019 > 05 > 25 > | Prev < Calendar > Next | RSS 1.0
2019-05-25 Sat.

同場

2019-05-25

孤独である。

「あの女優、前からそういう噂あったらしいよ。マトリが10年追ってたんだって」
「夜遊びがひどくて、事務所の言うことを聞かなかったって。どうやら六本木ルートとつながっているとか…」

このような発言が周囲から聞こえてくると、一層孤独を感じる。
なんだよ、「あの女優」って。

「ショービジネスにおけるパワーバランスを意識しなければ真実を見逃してしまう」という最低限の自覚がある以上、報道は情報戦だとわきまえておく必要がある。
まあ、関心があるのは「真実」ではなく「展開」なのだが。

さて、僕の手元には「Tokyo23区の女」ノベライズ本がある。
その中の最後に掲載された「品川区の女」が、まさにそれである。
これで、「Tokyo23区の女」のコンテンツ化はますます遠のいた…。

さてさて、主演映画である「水の中の八月」は、これからも出荷を続けるという。
おそらく「ユメノ銀河」も同様だろう。

この両作品には、松尾れい子が出演している。
そんなことを思い出し、改めて松尾れい子の過去作品リストを見返す。
すると、「楽園」という主演映画があることが判明。
早速検索してみたところ、amazonでは売っていない。
TSUTAYAの店舗レンタルには在庫があるかどうかもわからない(おそらくない)。
宅配レンタルでは取り扱っていない。
同じく主演作品「撃つ薔薇」というのも面白そう…、好みが合いそうな感じがするのだが、こちらも入手困難。

「プープーの物語」は今も時々レンタルショップで見かける。
こちらは1998年6月3日にテアトル新宿で見たことがあり、2019年時点では「もう一度見てみたい」とはまだ思えない。
上原さくらをもう一度見たいと思うか。

見ることが困難な映画、特に20世紀末の映画は放置されているものが多いのかな、と改めて窮屈さを嘆き、その境遇について共感を一切得られないことに幻滅する。
そういえば20世紀末、優しい知人が、「プレイボーイ」に載っていた小嶺麗奈のグラビアを自宅のプリンタでカラーコピーしてくれて、そのコピーをもらったこともあったな。

Link
Diary > 2019 > 05 > 25 > | Prev < Calendar > Next | RSS 1.0