薄貨
2018-12-25
つい最近、スターバックスでのクレジットカード決済がサインレス決済で可能であることを知った。
もっと早く知っていれば利用していたのに、不要な一円硬貨のやりとりをし続けていた、と後悔。
僕が頻繁に利用する店舗のうち、購入時に一円硬貨をやり取りする大規模チェーン店は、これで一切なくなった。
2018年において、小遣いの範疇の決済は約1,000件。
そのうち、キャッシュレス決済は、件数、金額ともに約70%であった。
便利な世の中だ。
「キャッシュレスだと出納管理がしづらい」との意見があるが、僕にとって金勘定は唯一の楽しみで数少ない特技の1つであるので、手間をかけずにもれなく管理できている。
きっと、RPGで「ゴールド」を貯めることに実感を持てず、人生ゲームで現物の模擬紙幣をやり取りすることに安心を感じる人の意見なのだろう。
また、「キャッシュレス決済に依存すると災害時に不便である」という声もあった。
確かに依存していれば不便なので、別途現金を持っている必要はあり、それは常に実践している。
この20年、僕は何度、他人の一万円札や五千円札を千円札に両替したことだろう。
それにしても、現金決済を重視している人がその様を「アナログ」と自称するのは、不思議。
決済時に、紙幣をちぎって渡しているのだろうか。