曇天の続き

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2017-12-31 Sun.

周転

2017-12-31

この年末、地上波TVで、映画「君の名は」が放送される。
さすがは、tvk。

年末が近づくと、時々耳にするのが、「もう年末か。そんな気がしないよね」という感想である。
この年末も数人からうかがった。
ありがたいことである。
自分の周辺には人がいて、このような話しかけを受けることができる。

僕が最も楽しみにしている周期イベントが、年末である。
なぜ楽しみにしているというと、「明確に終わる」からである。
逆に、最も憂鬱なのが年明けの「仕事始め」である。

そういう理由から、年末の準備を年初から12か月ずっと続けている。
11月も終わりかけると、気がソワソワする。

このように僕は始終年末を意識して過ごしているので、「そんな気がしない」という感覚がまるでない。
ないものの、そこで意見を対立させ、自分の考えを伝えても、理解はしてもらえないこともわかっている。
なので、「早いね」と答えるにとどめる。
こんな実のない会話ばかりしているから、人が離れていく。

さて、2017年の重大ニュースだが、記憶がほとんどなくて、記録も乏しい。
本当に生きていたのだろうか。
2017年の日記ですでに触れたものとは重複しないものを絞り出すと、

  • メディアから消えたSPEED
  • ♪袴田吉彦 アパーパーパパパアーパー(ラジオより)
  • 佐藤玲ブーム、到来
  • 政治家の誕生は、モノマネ芸人に恩恵をもたらす
  • 小出恵介へのコメントを、岩下尚史氏から取ってきてほしい
  • 純烈、か

興味のないニュースと、興味を持つほどの知識を有さないジャンルのニュースばかりが報道された1年であった。

2017年最もみっともなかったのは、最後に突然さし勝ったことによる、2年連続の桂文枝である。

2017年で最も笑ったTV番組は…、こちらもよく覚えていない。
視聴時間が10年前に比べかなり少なくなったので、候補すら挙げられない。
後で思い出したら追記するが、今のところは「鶴瓶大新年会」にしておこう。
少なくとも「昆虫すごいぜ!」ではないことだけは明らかだ。

2017年で周辺で起きた最も面白かったことは、あまりに使い勝手の悪いマクロ言語に憤る僕の様を見た知人が、「それなら、私がそのマクロ言語でソートアルゴリズムを実装します」と言ってくれたことである。
その知人の優しさと優秀さ、そして使えないマクロ言語を開発した開発者に、感謝を捧げたい。
当然そんなことをさせるわけにはいかないので、その好意を全力で阻止し、以後、不必要に憤らないように心がけた。

3年連続で夏休みを取らなかった一方で、福井旅行をもって本土46都道府県の訪問を達成した。
小倉を離れて約20年で、東京都内の鉄道路線すべてに乗った。
また、現時点でKindleで読むことができる野呂邦暢の電子書籍2冊をすべて読み終えた。
この10年で約1,200冊の本を読んだことになっているが、1,200冊に目を通してようやくこの程度かと認識した。
2017年は、27本くらい映画を見た。
初めて、桜の花が満開になっているときに、中目黒と京都に行った。
Bluetoothイヤフォンを購入した。

体調はあまりよくなく、風邪で何度か寝込んだ。
寝込まないまで至らない時でも、のどの調子が悪く、話すことすらつらかった。
健康診断で精密検査を受けるように指示され、検査の結果ごく軽度の肺炎に罹患していた疑いがあることが判明した。
自然気胸の兆候もあった。
血の巡りが悪く、冷えが取れにくくなった。

全般的には、大きな事故もなく、無事に年末を迎えることができたと考える。
関わりがあった人と関わりのなかったすべての人、ご迷惑をかけた各方面に、感謝したい。

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