曇天の続き

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2017-12-12 Tue.

膵臓

2017-12-12

「世にも奇妙な物語 '17春の特別編」を視聴。

先に片付けておくが、「'17秋の特別編」も最近見た。
どれもとにかくひどい出来と感じてしまい、コメントも控えたい。
そう言いながら1つだけ書いてしまうが、「今後は喜劇をやってみたい」という俳優のほとんどが、僕は苦手である。
「やってみたい」からと言って「できる」とは限らないことを、理解しているのだろうか。
「ママはアイドル」があったからいいではないか。

さて、「春の特別編」。

内容については、どれも水準を満たしていたと考える。
「夢男」はメッセージ性の強さがあったが、気味悪さのままで終わらせたのがよかった。
飛び降りた後も続けたところに、矜持を見た。
「一本足りない」は、CM明けの必要性を最初は感じなかったが、「壊されないためにどうするか」という主人公の考え方を示した点で、あってよかったと思う。
永作博美は、同じ事務所のプッシュを考慮しても、十分貢献している。
白石美帆、栗山千明と並んで、茨城県出身を代表する俳優である。
「カメレオン俳優」は、「世にも奇妙な物語」の役目の一つである、旬である俳優の特性を生かした作品であり、その役目を果たしていた。
「妻の記憶」は、ほぼ「昨日公園」であった。
独りでいるところを他人に見られるのは、僕にとっては苦痛であり、耐えられない。

何よりショックだったのは、浜辺美波の母親役が内山理名だったことである。
「美少女H」世代もここまでくるとなると、20世紀も遠くなりけり。

そして、4本構成+アバンストーリーが定着してしまったのが、悲しい。

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