曇天の続き

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2017-12-02 Sat.

素通

2017-12-02

「ブラタモリ」の次回予告で「岐阜」を訪れることを知り、僕は「岐阜のどこだよ」と口に出す。
それで、今週見てわかったのは、「岐阜」とは「岐阜の岐阜」を指す、ということだ。

小倉に住んでいたころ、最も馴染みのない都道府県は群馬県だった。
時刻表の、東北のあたりをつかんで右にグイっと倒したような、関東から新潟県にかけてがゆがんでいる地図に親しんでしまうと、海に面していない群馬県とその周囲の位置関係が把握できない。

関東に出てきて以降、何度が群馬県にも足を運んでおり、それなりの知識を得た。
それに伴い、最も疎い都道府県の座は、岐阜県が占めるようになった。

そもそも、岐阜県は、帰省の際に通過はするものの、立ち止まったことすらほとんどない。
思い返せば、岐阜県内で一旦停止したのは、修学旅行で乗った特急「しなの」での停車と、鈍行列車で実家に帰省したときぐらいだろう。
これを書いている今も、大垣が岐阜県内にあるのかを確認した。
その程度の知識である。

これは岐阜の人に申し訳ない、と思う。
人付き合いの悪い僕には、岐阜市出身者の知り合いがおらず、誰に申し訳なく思えばいいのかすら定まらない。
さしあたり、熊田曜子を見て、雑誌を前に謝ればいだろうか。

それはさておき、僕は、織田信長が目指していた形の「平和」を望まない。

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