英雄
2017-09-21
引退と聞いても、思ったほどショックを受けなかった。
おそらく、僕の中では、もう過去の人ということなのだろう。
引退まで時間がある中で予告するというのも、支持者を慮ってのことなのだろうが、支持者以外には伝わってこない。
引退と言って復活する人は多いように見えるが、大半の人は、引退したらもう表舞台に立つことはない。
とにかく、お疲れさまでした、谷垣禎一氏。
さて。
何度が言及しているとおり、1977年度生まれ(1998年4月1日時点で20歳であった人たち)の「割り食い世代」のうち、国内のスーパースターと呼べるのは、安室奈美恵と氷川きよしだけである。
許されるならば、そこに矢部みほを加えたいが、おそらく誰も許さないだろう。
誰に許されなくても、猫ひろしはリストに加えてもいいかもしれない。
その一角が崩れるということだけが、ショックである。
ただ、それ以上のショックはない。
おそらく、僕が「ヒッパレ世代」ではないからであろう。