熱量
2017-08-11
休日、朝。
列車の中で、コントに出てきそうな「御朱印帳の女性」2人組に出くわす。
思いついたら京都や奈良なんか行っちゃって、「私が行くときはいつも三十三間堂が空いてて」らしくて、自分の顔と同じ像を探しているのだという。
お互いの見解を交互に出し続け、話は何も積み上がらないし、御朱印帳は開いて左から押し始めていた。
スタンプラリー化した御朱印集めに、神社仏閣側が現在どう対応しているのかは気になるが(彼らは経済論理に即した行動には柔軟である)、それを除けば、こういうことはどんどん盛り上がってほしいと思う。
楽しいのが一番だし、そこにむなしさがつけ込んでくる隙を与えてはならないし、批評もいらない。
コーヒーショップでは、ヤクルトファンの女性2人組が朝から話していた。
話の内容は忘れてしまったが、前日の試合をスマートフォンで1球ずつ確認しながら盛り上がっていた。