棄却
2017-06-18
統計検定準1級を受験。
受験地を「東京23区」にした結果、受験会場は青山学院大学 青山キャンパスとなった。
初めての訪問である。
敷居は広いのだろうが、建物が密集していて、立教大学ほどの感動はなかった。
これがもし、小倉に住んでいたら、受験地は「福岡」を選ぶ。
北九州市内に受験会場が設けられるのか知らないが、仮に統計検定で福岡まで出ていくと思うと、ちょっと躊躇しただろう。
普段忘れている「地の利」を思い出す。
下手したら、「北九州市環境首都検定」を受ける運命だったかもしれないのだ。
それで結果だが、まあひどいものだった。
勉強していなかったとは言わないものの、勉強しても理解できなかったのは事実である。
そもそも、数学は得意だったが、確率・統計だけは苦手だし、嫌いだった。
他の数学とは異なり、何かあいまいなものとしか受け取れなくて、言いくるめられているような感覚がしてしまう。
かといって、記憶で補えるものではなく、理屈が裏側にあるのだろうが、その理屈を受け入れられないでいる。
僕は測量系の研究室出身だが、統計の素養が必要な測量学の単位はひどい成績で、教授にはため息をつかせることをしてしまった。
簿記2級を受けた時も「理屈がわからない」と感じたが、それでも3回の不合格を経てようやくシステムを理解した。
統計も、まだ道半ばというところだろうか。
いや、関わってからもう20年以上経過しているのだが。