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2017-03-17
僕は、連続ドラマを見ない。
思い出せば、中学生のころは、レギュラーの連続ドラマに加え、夕方の再放送、長期休暇時は朝ドラに昼ドラと、並行して複数のドラマを見ていた。
それらの内容を全く思い出せないところをみると、何の財産にもなっていないことがわかり、へこむ。
高校生になってからは、深夜に放送される邦画を見るようになった。
連続ドラマを見るのがしんどく感じられるようになった。
そして、世紀をまたぐころには、深夜の1話完結ドラマをよく見ていた。
「Tokyo23区の女」をやっていたToy's Factory提供枠、「いとしの未来ちゃん」をやっていたテレビ朝日のウィークエンドドラマ枠、日本テレビの「shin-D」枠、「恋、した」のテレビ東京枠など。
思うに、集中力が30分しか持続しなくなったのだろう。
なお、ここに「ケータイ刑事」などが並ばないのは、いつもの理由というより、タイミングのせいだろう。
いや、「例の後ノリ体質なのだ、TBSは」と言いたいわけではない。
ドラマを見ない生活で困ることは、俳優の話になった時、その俳優の性格に関する話が周囲と合わないことである。
ドラマ視聴者の多くは、出演しているドラマの役柄の影響を受けて、俳優の性格を語る。
一方僕は、今となっては「いいとも」も見られなくなったので、俳優の番宣でバラエティ番組に出るのを視聴する機会も少なくなった。
俳優の印象は、CMからのもので語ることが多い。
CMの印象など、いいものが多いのだから、話題の俳優がドラマで悪役などやっているものなら、全く話が合わない。
このことは、波瑠の印象が、僕が接する世間と著しくずれていることから判明した。