追従
2017-03-15
以下、ワンタンメン屋で流れる音楽を聴きながら繰り広げられた考察。
僕は歌詞を苦手とするが、苦手な歌詞と音楽の素晴らしさが最も均衡しているのが、aikoの作品群である。
歌詞にだけ注目していると敬遠してしまう一方で、楽曲には惹かれるものを感じる。
最近では、綾瀬はるかが出演するSEIKO LUKIAのCMで使われている「信号」が、そのバランスを保っている。
高揚感をあおる音楽のために、僕はaikoのアルバムをまた1枚手に取ってしまうのだ…。
そういう思いをはせつつ聞いていたのは、後で調べて分かったのだが、SHISHAMOの「明日も」だった。
aikoのメジャーデビューから、もうすぐ20年。
模倣というより、世代間を越えた「テーマの再構成」と呼ぶべきだろう。
そもそも、僕の勘違いが悪い。
SHISHAMOの後にかかっていたのは、Doughnuts Holeの「おとなの掟」だったし、SHISHAMOの前は星野源の「恋」だった。
そういうチョイスの有線チャネルだったのだ。