渇望
2016-09-11
「給料が余ったら貯金しよう、という考えは改めましょう。
まず、給与から貯金額を引いて、残りで生活費を賄うようにしましょう」
僕は、この論とは違う考え方をし、実践している。
あらかじめ、1か月の生活費の予算を決めている。
この予算は、月の収入の変動にかかわらず、一定である。
最低の収入額を見切って、それを下回る生活費の予算を立てている。
収入から生活費の予算を引いた余りを、貯蓄に回している。
生活費の予算は、かなりぎりぎりに設定している。
衝動買いするにも、余裕がない。
想定外の出費があった場合、その後の支出をかなり絞らなくてはならない。
先日、昼食で餃子を食べに行ったところ、2,000円以上かかった。
その後の1週間、おにぎり100円セール、おでん70円セールでしのいだ。
前にも書いたとおり、収入や資産があるからと言って、生活水準をむやみに上げることはしない。
その贅沢が、未来の自分を苦しめる。
女優の娘に教えてあげるのはやぶさかではないが、きっと理解しないだろう。
商品価値がある間に、周囲が潤っていくみじめさに気づき、新たな食い扶持を培ってほしいものだ。
さて、収入から生活費の予算を引いても、残るのは数千円である。
余りある収入が流れ込んでくる準備はできているのに、いつまで経っても実現しない。