局員
2016-08-10
無料ライブと言えば、デンジャラスが来た時、見に行ったよ、ほら、オバマ大統領に似ているといって本国まで会いに行ったノッチと、護衛の安田さん…。
このような話を披露すると、「ノッチの話でデンジャラスを出してくる人、初めて見ました」「デンジャラスって何ですか?」とのリアクションをいただいた。
おー、ボキャブラ世代。
時々「ボキャブラ天国」のネタを、いくつか思い出す。
特に、芸人が出演する時期より前の、投稿歌ネタ(さて、本当に「投稿」ネタだったのだろうか、と昔のTV番組全般に疑問を投げかける)。
ネタが披露されたのを見たのは、総集編などを含め、せいぜい3、4回というところだろうに、若かったせいか記憶に焼き付いているものだ。
たとえば「モーホーなんていないなんて 言わないよ自衛隊」。
後からわかることだが、選曲がマッチしているところも素晴らしい。
今もこのネタをTVでやってほしいとすら思う。
同性愛を理由に入隊を拒否することはない自衛隊の、よい宣伝にもなりそうだ。
話は変わるが、佐藤正午の小説群の主人公の男に、僕はどちらかと言えば共感を抱くのだが、世間はその逆のようだ。
どうやら、僕が「主人公側」に属する人間だからなのだろう。
世間の評によると、特に「5」の主人公である津田伸一は嫌われているようだが、僕はまた共感し、続編が出ていることに喜びすら感じる。
津田伸一の2度目の筆禍事件も、現実を見ると大したことではないように僕は思ってしまっているのだが、そう思うのはどこか欠落があるからだろう。