達磨
2016-01-30
子供のころ、祖父に毎月少しずつ藤子・F・不二雄のコミックを買ってもらっていた。
「ドラえもん」に始まり、「パーマン」「新。オバケのQ太郎」「21エモン」が書棚にはあった。
ただ、「ドラえもん」は34巻までで途切れている。
たぶん、連載に追いついてしまい、祖父の習慣もそこで終焉を迎えたのだろう。
Amazon Kindleで「ドラえもん」が購入できることを知った。
2016年は、まだ読んでいない「ドラえもん」35巻以降を、毎月1冊ずつKindleで購入し読み進めることにした。
僕がもし電車内で涙ぐんでいたら、それは「ドラえもんに休日を」の話を思い出しているからである。
ところで、「ドラえもん」45巻だけは、何年か前に購入した。
大長編ではない最後の連載である「ガラパ星から来た男」は極めて難解で、僕は「ドラえもん」を読みなれているにもかかわらず、3回読み直して理解した。
それでいて筋が通っていて、オチもしっかりついている。
巨匠の仕事は実に恐ろしい。