戦術
2012-09-04
日曜の朝は10時近くまで眠っていることが多いのだが、先週の日曜は珍しく早く目が覚めた。
毎週土曜に行っているが用事があって実行できなかったタスク、すなわち「1週間分のTV録画予約をし、録画データをBDにダビングする」を行う。
作業を行っているとき、「仮面ライダーウィザード」という番組が放送されていた。
通常は見ることのない番組である。
ダビング作業はTVの音を消して行うため、音のない状態で画面だけを眺めていた。
冒頭から戦闘シーンが描かれた。
音がないからなのだろうか、画面だけではどちらがいい方(つまり仮面ライダーウィザード)でどちらが悪い方なのか、しばらくわからなかった。
一方が銃で攻撃し、丸腰の相手を一方的に撃ちまくっている。
そして最終的には、銃で攻撃していた方が火炎放射し始め、相手を焼き殺し、相手は姿を消してしまった。
ここまできて、残った方が仮面ライダーウィザードなのだと理解した。
朝から残虐的なシーンの連続、しかも、虐殺しているのは正義の側と思われる主人公の方である。
映像がきれいで、特撮技術も進んでいるから、戦闘シーンにリアリティを感じてしまう。
昔の、格闘シーンや一見してすぐに作り物とわかる爆破シーンがあったころが懐かしい。
でも、もう過去には戻れない。