頓着
2012-04-06
xyzzyというテキストエディタの新バージョンが公開された。
前回のアップデートから6年。
開発が止まっているとばかり思っていたので、別の人が開発を続けているとはゆめにも思わなかった。
昨年、xyzzyを使うことを止めた。
理由は、xyzzyがUnicode対応していなかったことにあった。
開発の止まってしまったソフトウェアを使い続けるのには、抵抗がある。
新技術に対応していないし、ユーザー・インタフェイスも古くなって使いづらくなるからだ。
もちろんそれは、使っている側のわがままに過ぎない。
しかし、優秀なソフトウェアであればあるほど、開発が止まって欲しくないと願ってしまう。
xyzzyのUnicode対応は、別のプロジェクトで行われているようだ。
利用させていただいている身としては、期待しつつ気長に待つより他ない。
今、新バージョンが出て欲しいソフトウェアは、紙copiだ。
クラウド・コンピューティング時代になっても、手元にテキストファイルを残せておける安心感から、紙copiを手放すことはできない。
「Evernoteが使い物にならなくなったら」という不安は、いつまでもぬぐえない。
それくらい、痛い目に多く遭ってきた。
一方で、紙copiは頻繁に異常終了してしまう。
これはどうせ、使っている環境が問題なのだろう。
いずれにしろ、新バージョンになればその問題がなくなるのではないかという期待がある。
気軽にクラッシュレポートを上げられるほどの知識も傲慢さも持ち合わせていないので、静かに待つより他ない。
紙copiの開発が進んでいるという話を最近聞いたので、こちらもしばらく待つことにしよう。
もっといいのは、紙copiの代替となるソフトウェアが出ることだが。