お出かけ
トークショーと講演に出かけた。
まずは、有楽町イトシア前の広場で行われた、小林可夢偉選手と浜島裕英氏のトークショーへ。
天気は、小雨。
ステージの裏手に回り、登壇者の入りを待つ。
待ってから数分で近くに止まったタクシーから2人が登場し、すぐ目の前を通り過ぎていく。
レーサーは基本的に小柄の人が多い。
それを差し引いても、小林選手の普通っぽい様子には驚いた。
広場に設けられたステージの前には、ファンの人々が傘をささずに登場を待ちかまえていた。
それほど熱心ではないファンである僕は、雨に濡れるのがいやなので、傘をさして遠くから眺めることにした。
トークショーは小1時間ほど続いた。
内容は、あまり覚えていない。
引き続き、チャリティオークションが行われた。
最初に、アロンソ選手とマッサ選手のサイン入りキャップが出品された。
落札金額をここでは言わないが、素人目にみると「その程度の金額なのだろうか」という疑問が残った。
また、続いて出品された、アロンソ選手とマッサ選手のサイン入りTシャツの落札金額の方が低かったことにとまどいを感じた。
ビックカメラを冷やかし、東京国際フォーラムへ移動する。
「東証IRフェスタ 2012」のイベントとして行われる浜島裕英氏の講演をうかがうためだ。
講演が始まるまで、イベントに参加している企業のブースを巡る。
昔であれば「いかにしてノベルティをもらうか」に必死になっていたが、今は「いかにものをもらわないで済ませるか」に力を尽くす。
京浜急行のロゴが大きく入った袋を持って有楽町駅前を歩きたくない、宣伝費をもらえるなら別だが。
講演の時刻になる。
浜島氏の講演内容は、主にフェラーリチームの状況を紹介するものだった。
こちらは手帳を身構えメモをとるつもりでいたが、最後までペンを使うことはなかった。
全般的に、自分の感激する能力が著しく低下しているのを実感した1日だった。