曇天の続き

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2011-11-27 Sun.

遠路

2011-11-27

英語散々記」のリリースから2年。
TOEICを受験した。
受験するのは、2006年以来5年ぶり。
前回受験したのは旧テストであり、新テストになってからは初めてになる。

受験会場は、川のほとり大学人里離れたキャンパス。
受験票に、「最寄りの駅から徒歩20分」と書いてあり、他の交通機関についての記載がなかった。
その代わりに、大学の駐車場を無料開放しているようだ。
「学生が大学へ車で通うなんて、まるで外国みたいだ」と思ってしまう僕はきっと、他地域の反感を多く買うことだろう。

駅からタクシーで行こうかとも思ったが、早く着いたのもあり、歩いてみることにする。
試験会場は遠いだけでなく、丘を2つ越え、山寺の脇を通り、墓の裏を抜けたところにあった。
すぐ近くには、川の堤防が迫っている。

大学の校舎が新しい。
古いだけで何の特徴もない、あるいは新しくても使い勝手の悪い校舎にしか通ったことのない僕には、とても羨ましく感じる。
この大学では法律と商学が学べるらしく、このように俗世から隔離された環境であれば、きっと司法試験や公認会計士試験の勉強もはかどることだろう。

教室の一番後ろ、左から2列目の席が、僕の席だった。
教壇の上にあるオーディオプレーヤーが霞んで見える。
音声が聞き取りにくい、と郷土仕込みの難癖をつけてみようかと思ったが、周囲の人がおとなしくしていたので、ぼくもそれにならった。
この教室の出席率は、およそ7割。

5年ぶりに受けたTOEICは、以前に比べて変わった点がいくつかあった。

ひとつは、問題用紙への書き込みが不正行為とみなされ、一切禁止されていた。
以前は、「解答を問題用紙に書いてはいけません」程度の注意だったと思う。
書き込みの禁止を知らなかったので、問題を解くのにちょっと手間取った。

また、携帯電話を含む電子機器の電源チェックが厳しくなっていた。
ボタンを操作して機器の電源が切れていることを試験官に示さなければならなかった。

試験時間は120分というのが通常だが、今回の試験時間は121分だった。
Listeningの時間が、46分だったからだ。
Listeningの音声の中に、問題をやたらに丁寧に読む声があり、この人のせいで時間が超過したのではないか、と疑った。

試験終了。
本として売られている模擬試験に比べて、Part7の問題が複雑で難しいと感じた。

試験の出来は期待できない。
早くも次回の試験をいつにするか考えてしまう。

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