曇天の続き

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2011-09-19 Mon.

確定

2011-09-19

道端ジェシカがトルコを走っているのを見て、BONNIE PINKのインタビューで「世間は「A Perfect Sky」で止まっているようだ」と気づかされ、「ナイスリビング」、「FNNニューススピーク」を見るという25年は変わらない習慣をこなし、「いいとも!」と全力で声を張り上げ、「ごきげんよう」のゲストを確認したところで、TVの電源を落とす。

ため息をつく。
ああ、どうせ今夜は「お試しかっ!」3時間SPを見ることになるのだろう。
それ以外に予定は何もない。

いや、未来は自分の力できっと変えられるはず。
そう思い、僕の未来予想図、すなわち新聞のTV欄を見直す。

一応、全可能性のシミュレーションをしてみる。
例えば教育テレビ…、じゃなくて、NHK Eテレ。

「テストの花道」を見て、「これ以上不幸な人を生まなければいいが」と要らぬ心配をする。
「獣の奏者エリン」再放送を見て、「放送で星井七瀬の声を聴くのも、これが最後になるかも知れない」と嘆く。
「みんなのうた」では、もしかしたらタモリさんの「ミスターシンセサイザー」が流れるかも知れない。
「福祉ネットワーク」でHTLV-1の知識を入れたばかりに、他人が子供の話をするたびに「お子さん、ウイルス大丈夫ですか」と失言してしまう。
「きょうの健康」を見て、股関節の痛みを防ぐための運動を始める。
「手話ニュース」で、「リビア」「カダフィ」という単語の手話表現を覚えようとする。
「きょうの料理」で、自らの貧弱な食生活を嘆く。
「俳句王国」を見て、「ゲストあっての番組でしょうが」と因縁を付ける。
「山ガール」で「まだやってますか」と言い、「庭園学」で「黒谷友香はよく出てくるな」とひとりごちる。

運命に抗おうとしても、結局この程度で終わる。

そして、やはり「お試しかっ!」3時間SPをフルで見てしまった。
酒量だけがかさんでいく。

「タブレットプレゼンバトル」を見る、ということはなかった。

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