追従
日曜の就寝時刻は早い。
月曜に備えて、ではなく、週末のアルコール摂取で早々にダウンしてしまうからだ。
ただ、昨夜は珍しく2時近くまで起きていた。
三連休で気が大きくなっていたからかも知れない。
もともと「海の日」の祝日化には反対だったが、夏の入り口に三連休を設けるという結果だけを見ると、それはそれで良かったんじゃないかと思えてくる。
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ために、今夜も干物で乾杯しよう。
なお、ご存じでしょうが、「国民は、海洋の恵沢を認識するとともに、国又は地方公共団体が実施する海洋に関する施策に協力するよう努めなければならない」と法律で決められている。
それはさておき、遅くまでTVを見ていると、突然「シザーズリーグ」が始まった。
「シザーズリーグ」とは、6つのヘアサロンの美容師がその腕を競うという番組。
なお、その6つのヘアサロンの名を諳んじられるか、というのが、この日記が当初から取り上げている三大テーマのひとつである。
実際の「シザーズリーグ」は、ずっと昔に終わってしまった。
僕が見たのは、「ビューティースタジアム」というTVKの番組だった。
番組内容はその目で確かめてもらうとして、今後の展開を期待を持って見守っていきたい。
なお、番組では出演希望のヘアーデザイナーを募集しているが、その応募条件は「美容師免許を取得している方」である。
こちらの熱いバトルを見ていたので、未明のサッカーの試合を見るはずもない。
実は、情報バラエティ番組を見ない生活を過ごしているため、ここまで盛り上がっていることも知らなかった。
てっきり、ソフトボールのカナダカップのことで世間は盛り上がっている、と勘違いしていたのだ。
…という負け惜しみをぼやくと、「情報バラエティ番組で取り上げるから、人はスポーツ中継を見るわけではないよ」と指摘された。
みんな自然に応援したくなるのだ、だからこれまでもなでしこリーグにこぞって足を運び、TEPCOマリーゼの活動自粛に憤ってきたのだ、と言う。
サッカー女子日本代表というと、どうも2004年4月26日の試合における「あの熱狂はどこへ?」感が忘れられないのだが、そんなことはもう忘れてしまっていいのだろう。
勉強不足を謙虚に恥じ、まずは「日本は、サッカーの国になれたか。電通の格闘。」を読み、頭をその気にさせることから始めてみたい。
それでも、イッチョカミはしたいので、午後7時からBSで放送された試合は見た。
決勝の試合しか見ない、とは、なんと不謹慎きわまりない行いなのだろう、と自己嫌悪。
自分に都合の悪いことは即座に忘れることにして、サッカーについてほとんど知識がなくても、あの試合を見て心が動かない人はなかなかいない。
今後いろいろな人が動くのだろうが、僕は引き続き、今年の「紅白歌合戦」のゲスト審査員予想に注力していきたい。
そして、水泳や陸上競技に頭を切り換える世間についていく努力をしたい。
さて、サッカー協会の今年度決算は、これで黒字になるだろうか。
「なぜサッカーだけで食っていけないのか?」ともし僕が疑問に思うようになったら、まずは試合に足を運ぶことをするだろう。
増やしたところで、結局どこかに留まり、現場には届かない、などという現実から目を背けた方が、気分的にいい。