分業
2011-06-17
1991年頃から、ほぼ毎週ラジオ番組を録音している。
きっかけは、「ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン」だった。
オートリバースのカセットデッキで、120分テープに録音していた。
1995年に番組が終わり、録音の習慣はしばらく途絶えた。
次に録音して聴くようになったのは、「ナインティナインのオールナイトニッポン」。
1997年から、ラジカセを使って120分テープに録音していた。
2001年にMDコンポを買い、MDに録音するようになった。
カセットテープで長時間するとA面からB面に移る部分が録音できなかったのが、MDでは途切れなく録音できた。
そのことにひどく感心したことをよく覚えている。
それから今に至るまで、毎週「ナインティナインのオールナイトニッポン」を録音している。
ただし、録音機材にはPCを用いている。
おかげで、音源をmp3で残せるようになり、管理しやすくなった。
しかし、PCによる録音はうまくいったりいかなかったりしている。
使用させていただいているソフトウェアはとても優れているのだが、ちょっとまだ不安定なのか、それとも別に問題があるのか。
よくわからないまま、ソフトウェアの改良を静かに待っているところ。
思うに、各人がラジオを録音するために、いったいどのくらいの機械が、同じ時間帯に同じような動作をし同じアウトプットを作成しているのだろうか。
かといって、放送局自らが1番組を100円でファイルにして売ります、という風になるには、放送する側だけでなく、こちらとしても不都合なことがありそうだ。
生放送として出てきてしまったものに価値があるのであり、自主規制のかかった(編集された)ファイルでは意味がない。
やはり、各人が音を拾って記録する、という状況が今後も続くのだろう。