曇天の続き

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2010-07-29 Thu.

悲惨

2010-07-29

録画しておいた、「こだわり人物伝 赤塚不二夫 ただただ「愛」なのだ」を見終える。

僕は、大抵の地元出身者を応援するつもりでいるのだが、松尾スズキに対しては拒否反応を示してしまう。
厳密に言うと、松尾スズキのネーミングセンスについていけない。
僕の最悪のお笑い評である、「たぶんそれが面白いと思っているんでしょ」という言葉がつい出てしまう。

それは別として。

第1回で、松尾スズキの故郷が出てきた。
地元の風景がテレビに映るだけで背筋がぞわーとする僕は、たぶんかなり不幸なのだろう。
「昔は、赤塚漫画に出てくるような大人が近所にたくさんいました」という発言に、共感。

僕が子供のころ、赤塚不二夫はもうほとんどテレビに出ていなかった。
なので、赤塚先生がどういう人なのか、というのはほとんど知らないまま育った。

テレビに出ていたころの赤塚不二夫を、松尾スズキは「面白くなく、むしろ悲惨」と評した。
僕がその悲惨さを何となく感じたのは、FBSの日曜昼間に放送した「下落合焼とりムービー」だ。
そのときの感想は、「なぜ、放送局が日曜の昼間にこんなものを放送する勇気を持っているのだろう」。

「24時間テレビ」の深夜で放送された赤塚不二夫とタモリのコーナーを、1度でいいから見てみたい。
以前、テレビでそのコーナーを振り返っていたのだが、その時も映像はおろか静止画すら出ず、イラストに置き換わっていた。
噂によると、かなりの内容らしい。

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