点描
2010-05-22
そろそろ、自宅の草取り専用の庭の草取りをしなければならない季節になってきた。
草取りとは、僕にとってはもはや修行である。
座禅と同じだ。
無の境地でひたすらむしり続け、悟りを開く。
どうせ、すぐにまた生えてくるのだ。
草取り中にアリの巣を発見した。
アリの巣をつついたら「蜂の巣をつついたような」騒ぎが起こった。
早速、アリアースで撃退する。
僕は平和主義者を自認しているし、他者とは相互不干渉でいたい。
しかし、これらを放っておくと家の中まで侵略してくるので、アリには申し訳ないのだが、やむを得ない。
のたうち回ったアリがコンクリートの上まではい上がり、そこでくたばっている。
その数、ざっと見た限り数百匹。
風が吹くと、点のような骸がふわっと舞う。
虐殺とは、こういうことをいうのだろうか。
「タモリ倶楽部」からの情報によると、僕は確実に地獄行きだろう。
そして、みうらじゅんは間違いなく無間地獄へ行くであろう。