曇天の続き

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2010-04-06 Tue.

酷使

2010-04-06

僕の心の支え、生活の基盤。
それが、ハードディスクビデオレコーダー。

引きずり回したわけでもなく、壊れた。
TBSにお悔やみを申し上げたことに対する仕打ちかも知れない。

最後のアクションは、見終わった「芸能界鉄道研究会 鉄研」(中京テレビ)第6回の消去。
すると突然、操作不能に陥った。

いろいろ手を施したし、電源ボタンの長押しもしたけど、ダメ。
しばらく置いても動かないので、ご臨終覚悟で電源コード差し直し。
再び電源を入れたら、一応動いたけど、映像の再生しかできなくなった。
ディスクの記録情報が正しくないので初期化しろ、と指示される。

記録によると、パイオニアDVR-620H-Sを購入したのは、2005年3月21日。
購入価格は44,800円。
値段がここまで下がるのを半年近く待った。

購入5年で、初めてのクラッシュ。
当初からハードユースしてきたし、ここ2年は「笑っていいとも!」と「徹子の部屋」を毎日録画していたので、仕方がないのだろうか。

対処としては、ハードディスクを初期化すればいいのだが、もちろんそう簡単にはいかない。
初期化してしまうと、録画映像が全て消えてしまう。
ディスクの中には、「相棒」の最終回などまだ見ていない番組もあるし、「ブラタモリ」などDVDに落としたい番組もある。

これは、アナログ放送も終了するので、地デジカにひれ伏しブルーレイディスクビデオレコーダーを買え、というお告げであろう。
新しいレコーダーを入手すれば、ダビングできる可能性が生まれる。

しかし、タイミングが悪いことに、今は決算セールも終わり、レコーダーの現モデルは量販店ではほとんど完売状態。
また、新モデルの情報も出てきてしまい、その情報を「聞いちゃった」。
なので、新モデルのリリースを待ちたくなってしまう。

というわけで、新しいレコーダーも買えない、初期化もできない、という状態なので、しばらくは思うように番組録画ができない。
そして、今のレコーダーに残された映像をできるだけ状態を保ったまま救出する手だても考えなければならない。
DV端子付きのレコーダーを購入してよかった。

テレビを楽しむ、というストレス解消法を失った僕は、苛立ちを抑えきれず、しばらくの間、多くの人に迷惑をかけることであろう。
それこそいちばんコストが高い。

それにしても、「心の支え」たるものが備えてなければならない条件とは、それが安定供給されていて、かつ安価に手に入ることである、と身にしみて感じる。
「名探偵モンク」のように、数少ない心の支えすら根こそぎ奪われていく人生は耐えかねる。

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