嬢王
もう20世紀の話になるが、僕は女優の篠原直美のファンだった。
残念ながら、彼女は芸能界を引退してしまった。
篠原直美には大きな可能性を感じていたのだが、こればかりはどうしようもない。
今では、ファンサイトの掲示板に数年に1度、本人からの書き込みがあるのをチェックするのみである。
掲示板によると、引退後、会社員を経て、現在は1児の親。
誰かが言ったとおり、まともな人から芸能界を離れていく。
現在、同じような活躍の可能性を感じて応援しているのが、日向千歩。
以前触れた、明治十勝スマートチーズのCMに出ていた人だ。
あのCMを降板して以来、僕は「明治十勝スマートチーズ不買運動」というかなり地味なアピールを続けている。
現在、日向千歩は4代目おけいはんをやっている。
僕は近畿地方の状況をうらやましく思うことはほとんどないのだが(上質を知らないからです)、さすがにこれは京阪ユーザーに嫉妬する。
そして、ブログも何となく見ている。
ブログの文章は、もの悲しくなるくらい純粋さに満ちあふれている(「誰が書いているのかは知らないけど」と考えるだけの余裕はまだある)。
あまりに純粋すぎるので、こちらも「芸能界卒業」というまっとうな決断をしないか、実に心配だ。
ベタではあるが、ファンの心理は常に矛盾に満ちている。
芸能界のレースを抜け、接待を伴う飲食店にフロアスタッフとして勤務しても全然構わないけど、その事実を報道され、店のウェブまで露出するのはこちらとしては少々つらい、一般論として。
ユニオンには入っているのだろうか、と要らぬ心配までしてしまう。
全然関係ないけど、選抜高校野球大会の開会式を見て、式典パートの司会の高校生が行う閉会式の司会が今からが楽しみになる。
国歌斉唱の人も高校生だったのか、すごくきれいな声だったので大人だと思い画面を見なかったのが悔やまれる。
「日曜美術館」を見ようとして高校野球をやっていたので憤慨したのだが、一応撤回。
なお、「京都鉄道紀行」はもちろん録画。