曇天の続き

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2010-03-14 Sun.

雲南

2010-03-14

「いちばん好きなお笑い芸人は?」と尋ねられ、「頼むから時間をくれ、2年くらい」と答えを保留し、大長考に入った。

いろいろな候補者をあげ(ばってん荒川から汗かきジジイまで)、その候補を1つずつ検討し、これまでの鑑賞経験との照合をこなした。

その結果、「いちばんおもしろい」ではなく「僕がいちばん好き」なのは、やっぱりウッチャンナンチャンかな、と思う。

「オールナイトニッポン」をずっと聴いていた(オールナイトのKBCラジオです)。
「ウンナンのSHA.LA.LA.」も「征服宣言」もずっと見てきた。
今見ても、難しいことを考えずに笑うことができる。
福岡出身である以上「パオパオチャンネル」を見られなかったのは補いきれないマイナスポイントだけど、それでもバカリズムの升野さんに匹敵するくらいは、ウッチャンナンチャンのことを見ていたかな、と思う。

ウンナンがいちばん面白いのは、地方から出てきた2人それぞれが東京で成功するために半ば無謀とも言えるようなことに挑み、その試みを2人が相手についてそれぞれ振り返り、相手を嘲笑しつつ笑いを取っていく、というスタイルである、と僕は思う。
その点では2人は対等で、どちらも情熱的で、どちらも無茶をし、どちらも笑いを取っていく。
多くのコンビがどちらかのエピソードトークに偏る中、この場合の2人は特別である。
近年そういう様子を披露する機会がめっきり少なくなったが、僕が常に待ち望んでいるのはそういうシーンだ。

2010年4月から、新番組「ウンナンのラフな感じで。」がスタートする。
そういうわけで、タイトルからして、必要以上に期待してしまう。

ところで、番組ページの脇に載っていた、TBSの視聴率ランキングを見ると、なぜかこちらがつらくなってくる。
2月22日から28日分だが、バンクーバーオリンピックをのぞくと、「サンデーモーニング」の14.4%が最高である。
5位で、11%前後(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
1週間通しても20%に届く番組がないのかと思うと、控えめに言って「やれやれ」である。
これでは、どんな番組が始まっても、視聴率が理由で終了してしまうのでは、と不安に陥る。

ちなみに、今好きなのは、モンスターエンジンである。
ネタも好きだけど、あの2人の造形のバランスがとても心地いい。

以上を、質問主にご報告。
すると、「じゃあ、好きなお笑い芸人ベスト5は?」と尋ねられた。
「頼むから時間をくれ、5年くらい」と答えを保留し、現在超大長考中である。

[2010-03-17 追記]
どうしよう、6月の劇団SHA.LA.LA.公演。

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