ようこそとさよなら
前作から9年ぶり。
川本真琴が、新作「音楽の世界へようこそ」をリリースした。
彼女は、「ファンとして現在進行形で応援してよいのかわからないアーティスト」の1人である。
このブログでは、立ち上げ当初から一貫して、川本真琴の現況について気にしてきた。
このブログの三大テーマのひとつ、と言っても過言ではなかろう。
僕は熱心なファンではないので、ミホミホマコトやタイガーフェイクファ、「あんにょん由美香」のサウンドトラックまでは追いかけてこなかった。
しかしながら、今回は9年ぶり、3枚目のオリジナルアルバムである。
動かざるを得ない。
早速、大手ディスクショップへ向かう。
しばらく探し、新作の棚の中ぼどの下段にそれはあった、1枚だけ。
この大手ディスクショップ系列では、特典としてエクストラディスクがついている。
ショップチェーンによってエクストラディスクの種類が異なる(計3種類)、という力の入れよう。
そして、久しぶりにCDというものを店頭というところで購入。
店頭で音楽CDを発売日に購入するのは、たぶん9年ぶりである。
9年前に購入したのは、2001年3月…、「gobbledygook」のときだった、忘れそうだった。
いやはや、本当に新作のリリースまで生き延びることができたんだ、と感無量。
そして、自宅で聴く。
インタビュー記事によると、構想7年。
耳がまだ慣れない。
とりあえず第一印象は、「かなり落ち着いているが彼女の音ではある」。
あと、プレイヤーの都合上、エクストラディスクが12cmディスクでよかった。
夜、藤田まことの訃報を知る。
僕にとっては、さらば安浦刑事。
不謹慎ではあるが、これでシャ乱Qのまこと氏が本日中に何かやってくれれば、2010年2月18日は完全な「マコト・デー」であった、と述懐。