名画
2010-02-05
最近では、各地にシネマコンプレックスができたおかげで、地方でもいわゆる「単館系」の映画を見ることが容易になってきた。
一方では、古くからある映画館がつぶれていっているのも事実だ。
寂しさは感じるが、仕方のないことなのだろう。
以前、近所のシネマコンプレックスで「ニュー・シネマ・パラダイス」を観たことがあった。
その時に思ったのだが、シネマコンプレックスの1つのスクリーンを古い映画専用にする「名画座シネコン」というのがあればいいんじゃないか、と思った。
僕の住んでいる地域には、鉄道沿線に4つのシネマコンプレックスがあり、どこもほぼ同じ映画を同時に上映している。
そのような状況を見ていると、たくさんのスクリーンを新作に割り当てる意味がないだろう、と思ったのだ。
そう考えていたら、午前十時の映画祭というのが始まることを知った。
なかなか楽しみな試みだと思う。
が、近所にある4つのシネマコンプレックスはどこも対象に入っていない。
それはいいのだが、小倉でもどうやらやらないみたいだ。
天神まで往復2,000円以上かけて見に来い、ということだろう。
これでも、約百万都市なんだけどな。