曇天の続き
2010-01-01
大晦日は、「アタック25」で11年ぶりに達成されたパーフェクトゲームを再視聴した。
2009年の重大ニュースに、
- 児玉清、突然髭を生やし、すぐに剃る。
というのがあったことを思い出した。
結局、「紅白歌合戦」はほとんど見なかった。
夜は、そばがうまかったことしか記憶にない。
2010年。
新しい年を機に、この日記にタイトルをつけることにした。
その名は、「曇天の続き」(どんてんのつづき)。
タイトルは、出身地である小倉にちなんだものにしようと思った。
「小倉」といって思い出すキーワードをいろいろ絞り出してみたのだが、結局「曇り空」と「橋梁」しか思いつかなかった。
小倉にこれ以上、橋は必要ないので、「曇り空」の方を取ることにした。
僕の母親は、父親と結婚してから小倉に住むようになった。
結婚当初、この日本海特有かつ工場地帯特有のどんよりたれ込めた灰色の空を毎日見続けて、「とんでもないところに来た」と思い知り、かなり気が滅入ったそうだ。
僕は生まれたころから暗い空のもとで生活していたが、その気持ちはわからなくもない。
今のところ、僕はあの曇天から解放されている。
この見上げた空の続きに、あの曇天が今でも広がっているのだろう。