示唆
2009-12-21
映画「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」を見た。
後半の話の進め方に少々無理を感じた。
でも、演出はいいと思う。
前半が怖かった。
懐古主義に警鐘を鳴らすのには、非常に賛成である。
「夕日町」と露骨に出てくるのに、この数年後に日本テレビが映画を作り、それがブームになるんだから困ったものだ(制作者の意図はわからないが)。
歴史を見ればわかるように、懐古主義すらリバイバルする。
もう何周目だろう。
僕は、「昔が良かった」なんてあまり思わない。
昔に比べれば、今の方が自由で障壁がなく、落ち着いた生活を過ごすことができる。
もしかしたら、出身地のせいだろうか。
でも、「おっぱいバレー」を見たら泣くかもしれん。
ところで、映画の途中で国内の地図が出てくるのだが、その地図に主要都市の名前(アルファベット3文字)と位置を示した点がいくつか描かれていた。
その地図の「FUK」の隣にちゃんと「KIT」があったのを、僕は見逃さなかった。
「KIT」って「北見市」のことじゃないよ。