奉祝
2009-11-12
本来ならば…。
いや、「本来ならば」という言葉が適切なのかは考慮の余地がある。
「世が世なら」ぐらいの方が適切かも知れない。
事実に即して言うと、「法律が通っていれば」がいいだろう。
法律が通っていれば、僕はこの日記をバヌアツで書いているはずだった。
パスポートを更新して、チケットを取って、本日バヌアツへ日帰りバカンス旅行をする予定だった。
もちろん、バンジージャンプでお祝いするため、そしてマイルを貯めるためである。
今日は休暇だったはずなのだ。
しかし、法律は通らなかった。
お祝いしたい僕の純粋な気持ちは立法府に届かず、法案は提出を見送られ、やっとこさ提出されたが審議未了のまま廃案になり、おめでたい日は普通の日になってしまった。
誰も特に何も断ることもなく、もちろん職を辞することもなく、石川五大偉人は偉人のまま「滅私奉公」も形骸化し、話はうやむやになってしまった。
おまけに、僕はガセネタの発信源扱いされる始末だ。
法律は、個人の運命までも定めてしまうものである。
誰だよ、国民の祝賀ムードに水を差しまくったのは。
天皇に関連することで、国会議員が「やる」と言ったことについては、議員には完遂して欲しいものだと思う。
確実にできないことなら、観測気球的に言わない方がいい。
権威を失墜させるだけだ。
みなさん、10年後のことを今日から計画的にやりましょうよ。
ちなみに、10年後は火曜日です。