曇天の続き

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2009-06-07 Sun.

復元

2009-06-07

先日の小倉行で、現地のタクシーに5回乗った。
そのうちの1回の話である。

タクシーのドライバーによると、小倉もずいぶん変わったそうである。
巨大な建物や、高層のマンションが確かに増えた。
しかし、リバーウォークだけはいただけない、とのご意見。
リバーウォークができたために、小倉城が電車通り側から隠れてしまったからだ。

所詮、戦後に外観復興した「作りもの」である。
それに幕末、城主は付け火をして逃げた。
だから、見えなくても、どうでもいいんじゃないんですか。

と、情感のない僕は思っただけで、その場で言うことはなかった。
しかし、「電車通り」って言葉、いつまで通用するのだろう。

父親が補足情報として、「山陽新幹線の駅を西小倉駅に作る、という話もあった」と言っていた。
話半分に聞いておいた。

にしても、リバーウォークにある西日本工業大学の建物に「NIT」と書いてあるのは、「なるほどねー」と思った。
言ったもん勝ちである。

大門から火の橋に抜ける小倉駅大門線を、作り替えてから初めて通ったけど、これも何だかものすごいことになっている。
所縁のある建物がいくつか吹っ飛んでいる気がするが、おそらくちゃんと用地補償してもらったことだろう。
僕が死ぬ前に全線開通することはあるのだろうか(こちらに詳細あり)。

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