形成
2009-02-15
暇である。
国史に残るくらい暇である。
「己丑の閑暇」とか。
暇なので、これまで見てきた映画のリストを作成することにした。
いったいどんな映画を見て、自分というものが形成されているのか、後世に残したくなったのだ。
Bookshelf Applicationを使うと、比較的簡単にリストを作成することができる。
便利な世の中だ。
ところで、自分はいったいどれくらいの数の映画を見たことがあるか、これまで考えたこともなかった。
今回リストを作るにあたり、鑑賞した映画の本数を数えることができた。
その数、少なく見積もっても200本以上。
この数は、「男はつらいよ」シリーズ、「トラック野郎」シリーズ、「喜劇駅前」シリーズを除いた数である。
200本以上の映画を見ておいて、この程度の人間でしかないのか、と思うと、憂鬱になった。
何の成長もしていないし、何の教訓も得ていないし、何のユリイカにも巡り会っていない。