曇天の続き

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2009-01-27 Tue.

夜更

2009-01-27

年末。
深夜、テレビで映画「下妻物語」をやっていた。
思いがけずやっていたので、じっくり見てしまった。

「下妻物語」の原作は嶽本野ばら氏である。
以前書いたように、嶽本野ばら氏原作の映画「世界の終わりという名の雑貨店」を見たことがある。
この映画を見て、「嶽本野ばら氏の小説は一生読むことはない」と判断してしまった。

嶽本野ばら氏は歌舞伎町でパクられてしまった。
確か、大麻所持容疑だった。
原作者がパクられてしまっても、「下妻物語」は無事に放送できるようだ。
なので、とりあえず一安心である。
僕は「下妻物語」という映画が好きなのだ。

映画「下妻物語」が好きな理由は、監督の中島哲也にある。
これもまた昔、映画館で中島哲也監督の作品「Beautiful Sunday」を見たことがある。
例のごとく、内容はさっぱり覚えていないが、見に行ったことだけは覚えている。
それから映画に関しては数年の沈黙があったが、中島哲也監督は「下妻物語」でメガフォンをとり、名作を連発している。

小説の映画化が失敗するのは、得てして監督の責任だと思う。
一方、映画化が成功するのは、監督か原作者のどちらかの功績(あるいは両方の功績)である。
もしかしたら、嶽本野ばら氏の作品は好きになれるのかもしれない。
作者の死後30年経って、作品が残っていたら、ぜひ読んでみようと思う。

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