砕幸
2008-04-09
私事で恐縮だが、2007年で「いいこと」と呼べるようなことは、たった2つしかなかった。
知人や親類にとってはめでたいことがたくさんあったのだが、僕に関して言えば、それはたった2つしかなかった。
2つの「いいこと」のうちの1つは、「iPod shuffle」がインターネットの懸賞で当たったことだ。
本当のことを言えば、「iPod nano 8GB」が欲しかった。
しかし、当たってしまったのは、「iPod nano」ではなく「iPod shuffle」だった。
僕は、当たったことを「幸せ」として扱うことに決め、2007年の「よかったことリスト」に加えることにした。
なお、以前から某社製のハードディスクミュージックプレイヤー(でかくて重い)を持っていたのだが、「iPod shuffle」を入手して1週間後、落として壊れた(保険金を請求して修理代相当を支払ってはもらえたけど)。
先日、懸賞に当たった話を友人にした。
すると、友人はこう言った。
「実は、懸賞で「iPod nano」が当たったんだけど…」
必死で「幸せ」と思いこんだにもかかわらず、懸賞に当たった「喜び」は友人の発言でいとも簡単に崩れてしまった。
人と比較してはならないのはわかっているけど、それにしても…。