使いこなせないII
2005-12-07
何度となく,「切符を買わないので,切符の買い方わからなくなった」と訴えてきたが,昨日久しぶりに切符を買う機会があり,自分が「切符購入の不自由な方」であることを改めて認識されられた.
昨日,JRから地下鉄に相互乗り入れしている路線に乗ろうとした.
Suica定期券で入場しても,きっと地下鉄の改札では精算できないと思い至った.
そこで,事前に切符を買うことにした.
まず,下車駅までの料金を路線図から探す.
…探せない.
デフォルメされた東京の路線図の中から目的駅を探すなんて,至難の業だと思う.
ここで1分ロス.
ようやく切符の値段がわかり,続いて切符を自動販売機で購入しようとする.
しかし,他社線に乗り継ぎする切符を購入する必要があり,どうやったら買えるのかわからない.
ここで2分ロス.
何とか操作方法を習得し,購入を試みる.
定期区間分は購入する必要がないので,「きっと賢い自動販売機ならわかってくれるに違いない」という期待を胸に,Suicaを挿入した.
その結果,定期区間分を除く190円でいいところを,全区間分350円の切符がでてきた.
そして,Suicaの残高が350円分減った.
買い直すのも面倒なので,結局350円の切符で構内に入場した.
なお,降りた地下鉄の駅ではSuicaでの精算が可能だった.
すべては徒労だった.
こういう複雑な処理はすべて機械にお任せして,僕は「脳を鍛える大人のDSトレーニング」でもやっていたい.