おやすみ
2004-08-07
今週の月曜に新宿に行った.
ルミネにあった青山ブックセンターの跡にブック・ファーストができていた.
自宅に本を忘れてきたので,通勤途中に読む本を購入した.
ナンシー関の「何がどうして」(角川文庫)である.
ナンシー関の本を買うのは,これが初めてだった.
テレビにほとんど出ず,テレビを題材にコラムと消しゴム版画で名を馳せたことに,あこがれを感じたこともあった.
ナンシー関は,数年前に突然死んだ.
死因は「虚血性心不全」である.
そして今日,大学の友人の火葬に臨席した.
訃報は,昨日突然に訪れた.
何の前触れもなく,誰にもそんな不安を感じさせず,その友人は逝った.
死因は,「虚血性心不全」である.
人一倍大きな夢を描いている人だった.
推測するしかないが,果たして友人は自分の描いた将来のどの辺りまでいけたのだろうか?
やっと入り口が見えてきたばかりだったのではないか?
大したことのない符合に意味を求めるのは愚かだと思う.
こんなたわいのない偶然にまで意味を感じてしまうのが,自分の弱さだと思う.