曇天の続き

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2003-10-20 Mon.

虚しい作業

2003-10-20

現金がない. このままじゃ生活できないので,ついに1円玉貯金を両替することにした.

1円玉貯金とは,1日の終わりに財布の中の1円玉(と5円玉)を貯金するというものだ. 小学生の頃から10年くらい続け,コンスタントに両替していたのだが,両替に時間がかかること(1円玉は硬貨計数機に詰まりやすい)に加え,1日で高々10円くらいしか貯まらないこと(1年で高々3,660円)に気づき,あほらしくなって,止めていたのだ. 止めてから両替してなかった硬貨が残っていて,夏の終わりに黄色いTシャツを着ている人にあげようかと思っていたのだが,そうも言っていられない緊迫した状況が訪れたので,手を着けることにした.

両替する前にはかりで重さを量ってみると 2.3kg あった. ということは,少なくとも2,300円はあるだろう. そんな皮算用(というかほぼ正確な予想)を胸に,銀行に向かう.

ちなみに,銀行の窓口で両替すると,現在では手数料を取られる. ちゃんと通帳を持っていって,「預金」することが肝要である.

銀行の窓口に行き,恥ずかしながらビニール袋に詰めた硬貨をさしだし,待つこと10分(昔と比べかかる時間が短い気がする.機械の性能が上がったのか? 昔と比べ自分の羞恥心がなくなったのか?). 死蔵していた金が,生きた資金になった. その額,2,707円. …予想通りとは言え,やはり大したことのない額でがっかりであった.

ついでに1円玉を入れて置いた貯金箱を売ろうかと. 20円くらいにはなるかな…. 人間が小さい.

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