蛍雪
2002-08-23
あつかましくも,知人邸で「北の国から 総集編前編」を見ることになる.はさみ入れまくりで何がなんだかわからないままに話が進んでいったが,まあしょうがないね.ワンパターンだけど,ピン札に泥がついているのを純が見てしまうシーンでは,やはり涙ぐんでしまう(朝の「めざましテレビ」でこのシーンがチョコッと流れただけでも泣いてしまったのだ).ところで,東京に向かう純を五郎と蛍が見送るシーンで,トラックで追いかける五郎は途中でこけてしまうんだけど,あれってほんとのところ,田中邦衛の演技なんだろうか? あるいは杉田成道の演出なんだろうか? いまだにこの疑問が解決できないが,誰か決定的な答えを持っていないだろうか? どうでもいいけど,僕は高校3年の頃この問題で知り合いと仲が悪くなるほどけんかしたことがある.いや,若いやね.
それにしても,中嶋朋子はすばらしい.演技がうまいことを改めて実感.れいちゃんの小屋で,五郎が純の東京行きを許すことを蛍が純に伝える演技は,中嶋朋子の演技が深すぎるのか,今回見てようやく理解できたシーンだった(ひとりで熱くなっているが,気にせず先に進もう).彼女の演技のうまさは「つぐみ」によく現れている.このときの牧瀬理穂の演技は見てられないけど,比較対象としては充分な役割を果たしているといえよう.