時代
F1オーストリアグランプリを見た.
佐藤琢磨,今のところ何とか大丈夫みたいだけど,気が気じゃなかった.他のドライバーに先駆けてセーフティカーの導入前にピットストップしていただけに残念.
バリチェロはすごかった.なかなかできないよ.あの状況でのフェラーリのオーダーにも驚いた.こういうことは感情でしゃべったらいけないんだと思うけど,やっぱりどうしても違和感が残ってしまう(ミハエルもそんなような発言をオフィシャルにしてはいたけど).こういうことが許せるほどチームが結束しているということなんだろうか.フェラーリと他のチームとの格差も今日は歴然となった.セーフティカーが引っ込んだ後,クルサードはもうピットストップする必要がなかったのに,結局は50秒差の6位(フィジケラに抑えられていたということなのか? 中継では全く拾ってくれなかった).ドイツ以外のヨーロッパ諸国では中継の視聴率が落ちている(「F1速報」)ことや,今日の観客のブーイングをみても,F1に対するしらけムードが少しずつ増大している.しかし,これまでの歴史を振り返っても,この強さが長い間続くことはないだろう.今は,ミハエル&フェラーリの速さに酔いしれることがこの時代を生きる人間の特権だ.
しかし,最近のテレビ中継はひどい.内容を全部伝えきれてない.マッサはいつリタイアしたんだ(佐藤琢磨のクラッシュがあったからカットされたのか)? もっとも,それは僕がCSを見ていないということに非があるということになるのだろう.しかし,伊藤アナはまだレースの内容を実況してくれていいけど,番組の作りが薄っぺらでどうしようもない.次の中継の導入は絶対「チームオーダー」になるだろうね.やれやれ,ますますCSが欲しくなる.
松田千奈なんて言っても誰も知らない時代になっちゃったね.事務所のwebを見ても,ギルガメの過去は消されてるし.せめて,こうやってwebに残して,過去を風化させないようにしよう.
過去を風化させないために、再掲載しておこう。
(2008-03-29)